グランツキャットフードが腎臓に与える影響をペットフードアドバイザーが徹底解説!

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飼い主100人のリアルな声からわかったこと…それは、安いキャットフードをあげ続けると、愛猫が思わぬ健康トラブルに見舞われてしまう可能性があるという、目を覆うような事実が判明…!

実は市販のキャットフードの中には、不安の残る品質の原材料(またはお肉)が使われているなんて、裏側を知ると寒気がするようなものもたくさんあるんです。

大切な愛猫に、もしそうとは知らず食べさせ続けていたら…なんて、考えたくもありませんよね。

そこで、そんな悪夢を避けるための理想のキャットフードは何か、47種のキャットフードを徹底比較し、Best3を厳選しました!

 

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  • 「グランツキャットフードは腎臓病予防に良いって聞いたけど、どうなの?」
  • 「もう腎臓病のウチの猫にはグランツキャットフードはダメって聞いたんだけど、本当
  • 「グランツキャットフードを買ってみたいんだけど、どんなフードなのか知りたい。」

あなたの大切な猫ちゃんは、腎臓病にかかっていませんか。

「ほとんどの猫は腎臓が悪くなる」と、見聞きされたことがあると思いますが、あなたの大切な猫ちゃんには、できるだけ腎臓が悪くならないようにしてあげたいですね。

病気の予防には、毎日の食べ物が大きく影響します。

数あるキャットフードの中で、グランツキャットフードは「人工添加物不使用」「グレインフリー」といった品質の良さで評価が高いキャットフードです。

一方、購入者からの口コミには、食べなかった高額だし、通販でしか買えないといった内容も見受けられます。

このような話を見ると、自分の大切な猫ちゃんにグランツキャットフードを与えていいものか迷いますね。

そこで今回、ペットフードアドバイザーの資格を持つ私が、なぜグランツキャットフードは腎臓に良いのかについて徹底解説します。

 

この記事で分かること

  • グランツキャットフードで腎臓病予防ができる理由が分かる
  • 腎臓病にかかっている猫にグランツキャットフードを与えてはいけない理由が分かる
  • グランツキャットフードの成分や特徴が分かる

この記事を読むと、なぜグランツキャットフードが腎臓病の予防に効果的なのかが分かるため、あなたの大切な猫ちゃんに安心してグランツキャットフードを与えることができます。

 

>>グランツキャットフードの公式サイトを見る

 

目次

グランツキャットフードで腎臓病予防ができる3つの理由を徹底解説!

 

結論
グランツキャットフードは、予防効果のある成分の配合人工添加物不使用の点から、病予防に効果的なキャットフードである。

では、どのような点で効果的だと言えるのか、それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

グランツキャットフードが腎臓病を予防できる3つの理由

  1. クランベリーとブルーベリーを配合⇒尿路系の健康維持に効果があり、膀胱炎や尿路結石の予防に役立つ
  2. 人工添加物不使用⇒取り続けると腎臓に負担をかける人工添加物は不使用なため、腎臓の負担を軽減できる
  3. プレバイオティクス成分配合腸内環境を整え、善玉菌の働きを活発にすることで腎臓病の予防や進行を抑える効果がある

 

上から順に詳しく解説します。

 

①クランベリーとブルーベリーを配合⇒尿路系の健康維持に効果があり、膀胱炎や尿路結石の予防に役立つ

グランツキャットフードには、尿路系の健康維持に効果があると言われているクランベリーブルーベリーが配合されています。

主な効果は下記のとおりです。

 

▼クランベリーとブルーベリーに含まれる栄養素とその効果

  効果 栄養素
クランベリー
  • 抗酸化作用
  • 抗菌作用
    膀胱炎予防に効果に期待
ポリフェノール
(プロアントシアジン)
  • 尿を酸性に傾ける
    ストルバイト結石
    予防が効果に期待
キナ酸
ブルーベリー
  • 細菌の粘膜付着を抑制する
    膀胱炎、尿路結石の
     予防効果に期待
アントシアニン

※ストルバイト結石:尿の中に排泄されるミネラルの増加により結晶化することで形成される。ストルバイト結晶はその後の時間の経過で尿石へと変わっていく。

 

▼クランベリーは猫の下部尿路疾患に効く

 

まりこ(奥さん)
ベリー類は人間の健康にも良いイメージがあるけど、猫の尿路系に効果があるんだね。
はるま
そうだよ。ただし、どちらにも含まれているビタミンCは結石の原因になるシュウ酸を作るから注意は必要だけど、キャットフードに含まれる量であれば問題ないよ。

 

②人工添加物不使用⇒取り続けると腎臓に負担をかける人工添加物は不使用なため、腎臓の負担を軽減できる

人工添加物(保存料・着色料・香料)は、摂り続けることで肝臓や腎臓などに負担をかけることになります。

その点、グランツキャットフードは、人工添加物は一切使用されていないため、腎臓・尿路ケアを気にしている飼い主さんも、安心して猫ちゃんに与えられます

 

▼人工添加物不使用のキャットフードを選んでいる飼い主

まりこ(奥さん)
人工添加物不使用のキャットフードはありがたいよね。
 
はるま
最近は人工添加物不使用のフードも増えてきてるね。猫は体が小さい分、体への負担が大きいはずだから、安全なフードを与えてあげたいよね。

 

③プレバイオティクス成分配合⇒腸内環境を整え、善玉菌の働きを活発にすることで腎臓病の予防や進行を抑える効果がある

腸内環境が良いと、善玉菌の働きが活発になり腎臓病の予防や進行を抑えられると言われています。

グランツキャットフードには、腸内環境を整えるプレバイオティクス成分として、チコリマンナンオリゴ糖ビール酵母が配合されています。

 

▼腸内環境を整えたら腎臓も良くなった猫

 

まりこ(奥さん)
腸内細菌のことって、最近話題になることが多いよね。
はるま
腎臓病になると腸内環境が悪くなるし、良いバランスで腸内細菌が整っていないと腎臓病は悪化するんだって。だから、健康なうちに腸内環境を整えておこうねってことだよ。

 

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腎臓病にかかっている猫にグランツキャットフードを与えてはいけない 3つの理由

結論
グランツキャットフードはリン、タンパク質、ナトリウムが多く含まれていることから、既に腎臓病にかかっている猫に与えてはいけません

その理由は、グランツキャットフードは腎臓病の猫向けにつくられた療法食ではなく総合栄養食であるためです。

腎臓病の進行具合によっては、療法食などによる食事制限が必要になります。

しかし、総合栄養食であるグランツキャットフードにはタンパク質などが豊富に含まれているため、腎臓病の猫には負担がかかってしまう可能性があるのです。

念のため、「療法食」と「総合栄養食」との違いについても簡単に説明しておきます。

 

療法食と総合栄養食について

▼療法食

  • 特定の病気にかかっている猫に合うよう、栄養成分の量や比率が調整されたキャットフード
  • 病気の治療、再発防止や進行を遅らせるサポートをするもの

▼総合栄養食

 特に健康な状態の猫のためのキャットフード

では次に、リン、タンパク質、ナトリウムの成分の比較をしてみます。

 

グランツキャットフードと療法食の成分比較表

  グランツキャットフード 療法食
リン 0.90% 0.49 %
タンパク質 34.50% 30 %
ナトリウム 0.40% 0.24 %

※1 ヒルズ公式HPで公開されている「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)〈猫用〉 k/d ケイディー チキン ドライ」の成分を記載。

 

まりこ(奥さん)
特にリンの数値の差が大きいね。
はるま
そうだね。普段なかなかここまで細かいところまで見ないけど、よく見ると含まれている量が違うのが分かるね。

 

違いが分かったところで、なぜリン、タンパク質、ナトリウムを腎臓病にかかっている猫に与えてはいけないか、その理由についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

 

①リンの含有量が多い

特に猫が高齢になると、腎臓の機能が悪化し不要なリンを体外に排出させる機能が衰え、リンを尿として排出できないためです。

そして、リンが尿として排出されなくなると体内にリンが溜まり腎臓に負担がかかり腎臓病の症状の悪化につながります。

 

▼リンの数値が上がってきている猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
リンの問題って、気にしたことなかった。
はるま
たしかに聞き慣れないかもしれないね。でも大切なことだから、これからはなるべくリンをたくさん含んでいないフードをあげるよう心がけたいね。

 

②タンパク質の含有量が多い

腎臓病の猫はタンパク質を尿として体外に排出させられないため、老廃物を処理し切れず、腎臓に大きな負担をかけることになるからです。

 

▼尿管にタンパク質が詰まってしまった猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
タンパク質って、猫ちゃんの体にも大切な栄養素のように思うんだけど。
はるま
確かに。だから、制限が必要な猫ちゃんでも必要以上に制限しないで、適切な量を摂取することが必要だね。

 

③ナトリウムの含有量が多い

リンやタンパク質同様、ナトリウムも腎臓が悪い猫は尿として体外に排出させられず、血液中にナトリウムが溜まり、血圧上昇により心臓や腎臓の機能をさらに悪化させてしまうためです。

 

▼ナトリウムに気を遣っている飼い主さん

 

まりこ(奥さん)
腎臓の働きって、体にとって本当に大きな役割をしているんだね。
はるま
腎臓の機能がいかに大切かが分かると、何とか猫ちゃんの腎臓を守れるようにしたいって思うよね。

 

グランツキャットフードの4つの特徴と成分

ここまでの内容で、グランツキャットフードは腎臓病にかかっている猫には与えてはいけないが、腎臓病予防には適している、と分かりました。

では、グランツキャットフードはどのような特徴があるフードなのか、成分や原材料なども含め、みていきましょう。

 

グランツキャットフードの主な特徴4点

  1. 3種類の味を全てお試しできる
    ⇒愛猫に合うラインアップを従来の1/3の価格で購入できるためお財布に優しい
  2. 1袋が500gの小サイズ
    ⇒人工保存料不使用でも酸化・劣化が少なく、質の良い状態で猫に与えられ、美味しく食べ切れる
  3. 高い安全性
    ⇒ヨーロッパの栄養基準も満たしており、安心して愛する猫ちゃんに食べさせてあげられる
  4. 定期便あり、お試し可能
    ⇒初回は1種類を980円で購入+他の2種類は無料など、お得で便利な特典が盛りだくさん!

 

3種類の味を全てお試しできる⇒愛猫に合うラインアップを従来の1/3の価格で購入できるためお財布に優しい

グランツキャットフードは以下の3種類の味から組み合わせが可能です。

いずれもベースとなる原材料は同じでタンパク質源だけ変化させてあるため、猫の負担を最小限に抑えてのフードローテーションが可能です。

※フードローテーション:猫が今までのフードを急に食べなくなったり、新しい食感や形の食事を試したがることがあるため、定期的にフードを変更して食事を与える方法。

 

では、それぞれのフードの原材料や成分をみていきましょう。

 

①チキン&サーモン

 

主な特徴

  • 子猫からシニアまで、どの年齢の猫にも与えられる
  • 成長期に必要なタンパク質が34.5%と十分に含まれている

 

原材料と100g当たりの含有量

原材料 100g当たりの含有量
脱水チキン 24.5%
フレッシュチキン 15.0%
脱水サーモン 14.0%
チキンファット 8.4%
チキンプロテイン 1.5%
サーモンオイル 0.8%

 

チキン&サーモンの原材料一覧

さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、ベジタブルファイバー、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)

 

▼成分一覧

成分 割合
粗タンパク質 34.50%
脂質 16.00%
粗繊維 5.00%
粗灰分 8.50%
水分 10.00%
オメガ6脂肪酸 0.70%
オメガ3脂肪酸 0.50%
リン 0.90%
マグネシウム 0.09%
ナトリウム 0.40%
カルシウム 1.30%
代謝エネルギー 367kcal / 100g

 

 

②チキン

主な特徴

  • 体が出来上がった1歳以上の猫に合わせタンパク質量を32%に調整
  • シニア期まで幅広く与えられる

 

▼原材料と100g当たりの含有量

原材料 100g当たりの含有量
脱水チキン 27.00%
フレッシュチキン 25.00%
チキンファット 7.00%
チキンプロテイン 6.00%
サーモンオイル 0.80%

 

チキンの原材料一覧

さつまいも、エンドウ豆、ひよこ豆、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン(サーモン由来)、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)

 

▼成分一覧

成分 割合
粗タンパク質 32.00%以上
脂質 15.00%以上
粗繊維 4.50%以下
粗灰分 10.00%以下
水分 10.00%以下
オメガ6脂肪酸 2.00%以上
オメガ3脂肪酸 0.30%以上
リン 1.00%以上
マグネシウム 0.06%以上
ナトリウム 0.60%以上
カルシウム 1.20%以上
代謝エネルギー 358kcal / 100g

 

③サーモン

 

 

主な特徴

  • オメガ3脂肪酸を豊富に含むフレッシュサーモンが48%以上使用
  • 免疫や被毛の健康維持に役立つ

 

原材料と100g当たりの含有量

原材料 100g当たりの含有量
フレッシュサーモン 25.00%
脱水サーモン 21.77%
チキンファット 5.22%
チキンプロテイン 2.00%
サーモンオイル 1.94%

 

サーモンの原材料一覧
エンドウ豆、さつまいも、ベジタブルファイバー、ポテトスターチ、ポテトプロテイン、チコリ、ビール酵母、マンナンオリゴ糖、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、ユッカエキス、スピルリナ、グルコサミン、コンドロイチン(サーモン由来)、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)

 

成分一覧

成分 割合
粗タンパク質 32.00%以上
脂質 16.00%以上
粗繊維 4.50%以下
粗灰分 9.00%以下
水分 10.00%以下
オメガ6脂肪酸 2.30%以上
オメガ3脂肪酸 1.00%以上
リン 1.00%以上
マグネシウム 0.08%以上
ナトリウム 0.90%以上
カルシウム 1.30%以上
代謝エネルギー 361kcal / 100g

 

▼サーモン味に釘付けな猫ちゃん

 

▼グランツキャットフードをよく食べてくれる猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
どのフードも体に良さそうな材料がたっぷり入ってそうだね。

 

はるま
人工的な香料も入っていないから、材料そのものの味を猫ちゃんに味わってもらえるのもいいよね。

 

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②1袋が500gの小サイズ⇒人工保存料不使用でも酸化・劣化が少なく、質の良い状態で猫に与えられ、美味しく食べ切れる

グランツキャットフードは「美味しく健康に食べる」ために人工添加物不使用が特徴で、もちろん人工保存料も不使用です。

そのため、多くのドライフードが1kg前後の大袋であることが多い中、グランツキャットフードは、人工保存料不使用でも美味しく食べ切れるよう1袋500gの小袋サイズで作られています。

 

▼小袋が気に入りお試しを決めた飼い主さん

 

まりこ(奥さん)
小さいサイズだと割高な感じがして、いつもなるべく大きな袋を選んでた。
はるま
小分けってコストがかかってそうだもんね。小袋サイズになっている理由が分かったね。

 

③高い安全性⇒ヨーロッパの栄養基準も満たしており、安心して愛する猫ちゃんに食べさせてあげられる

皆さんもご存じのとおり、フランスは美食の国。また、「猫を愛する国」でもあります。

グランツキャットフードは、そのフランスで生産されています。

日本国内でも採用されているAAFCO(米国飼料検査官協会)だけではなくより基準が厳しいとされているFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準も満たしていることからも、安全性が高いことが分かります。

 

▼安心安全なグランツキャットフードを選んだ飼い主さん

 

まりこ(奥さん)
アメリカやヨーロッパはペットフードに対する基準が厳しいんだね。
はるま
動物愛護やペットに関する法律とかも含めて法律や基準がかなり厳格に定められているんだよ。だから安全性についてはとても信頼できるよね。

 

④定期便があり、お試しもできる⇒初回は1種類を980円で購入+他の2種類は無料など、お得で便利な特典が盛りだくさん!

グランツキャットフードには定期便が用意されており、様々な特典も用意されています。

 

▼グランツキャットフードの定期便の特典について

▼グランツキャットフードのお届け周期について

 
 
中でも、3種類の味の組み合わせが変えられる袋数や周期がいつでも変更できる、など飼い主さんにとって使いやすい内容がたくさんあります。
 
 
また、初回は1種類を980円で購入できるだけでなく、他の2種類は無料でサンプルとして無料で送られてくるため全種類を試すことが可能です

 

さらに、初回到着後いつでも解約が可能なため、気軽に試せます。

 
 
 

▼グランツをよく食べるため、定期購入に切り替えた飼い主さん

 

まりこ(奥さん)
よく食べてくれるとやっぱり嬉しいよね。定期便にしようかなって思う気持ち、分かる!
はるま
定期便はコスト的にも良いし、買い忘れも防げるから僕はおすすめするよ!

 

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猫の腎臓病とは

今までのところで、食事は猫の腎臓病予防にとても重要な役割があると分かりました。

ところで、高齢猫(7歳以上)の死因で1位となっている腎臓病とはどのような病気でしょうか。

猫はもともと砂漠地帯で生息していたことから、水分摂取量が少なく、そのために腎臓に負担がかかってしまうのではないかと考えられています。

また、腎臓は一度その機能が失われてしまうと二度と回復しないと言われており、治療しても完治は難しいとされています。

しかし、早期に発見し適切な治療を受ければ、症状を抑え進行を遅らせ寿命を伸ばせる可能性も出てきます。

 

まりこ(奥さん)
若い猫でも腎臓病って死因の上位なんだよね?
はるま
そうなんだよ。だから、大切な猫ちゃんを腎臓病から守るためには、まず腎臓病とはどんな病気なのか知ることが大切だよ。それが予防にもつながるからね。

 

ではまず、猫の腎臓病について詳しく解説している動画を見てみましょう。

 

▼この動画で分かる主な内容3点

  • 腎臓病はどんな病気なのか。
  • 腎臓病にはどんな治療をするのか
  • 予防として何ができるのか[/box]

 

それでは、動画の内容を参考にしながら、猫の腎臓病について、症状や治療法、予防方法などを説明していきます。

愛猫を腎臓病から守るため、また発症した時にも役立つよう腎臓病について知っておきましょう。

 

腎臓の機能

猫の腎臓は、左右に一つずつ、下記の図のような位置にあります。

▼猫の腎臓の位置

引用:若山動物病院

 

腎臓の主な3つの役割

  1. 水分の調節
  2. ミネラルなどの吸収
  3. 老廃物の排出

腎臓が血液を受け取り、濾過と再吸収によって、老廃物は排泄して、体に必要なものは血液に留め血液から尿を作ります。

そして、老廃物は尿と一緒に尿管、膀胱、尿道を通って体外に排泄されるのです。

 

まりこ(奥さん)
腎臓って体にとってすごく大切な役割があるんだね。
はるま
きちんと老廃物を排出するっていうことがとても重要だよね。

 

腎不全と腎臓病、どう違う?

「腎不全」と「腎臓病」、どちらもよく目にする言葉ですが、どう違うのか迷うことはありませんか。

定義は次のようになります。

腎不全=腎臓の役割としての働きがうまくできなくなってしまった「状態」

腎臓病=腎臓の機能が働かなくなる腎臓の「病気全体」を指す

 

急性腎不全と慢性腎不全

腎不全は「急性」と「慢性」に分けられます。

 

急性腎不全

  • 短時間で腎臓が機能委不全に陥ること 
  • 原因:

    1)結石などで尿道・尿管がつまる

    2)感染症などによる炎症 

  3)ユリ科の植物などを食べたことによる中毒

  • 症状が重い 食欲がない ぐったりしている 尿量が極端に減る
  • 若い猫に多い

 

慢性腎不全

  • 長期的に腎臓の機能が損なわれていること 
  • 3か月以上持続する腎機能低下 
  • 原因:

     1)不明なことが多い。

   2)加齢

   3)急性腎不全からの回復後に再度数値が上がり慢性に移行

  • 初期症状:多飲多尿

   多飲→食事の水分量も含め、体重(㎏)×100ml/日が評価の目安

    (例:体重4キロの猫の場合、400ml以上/日)

  • 中期症状:

     1)貧血腎臓から出るホルモン分泌減少により血液がつくられにくくなる

     2)嘔吐脳障害腎機能悪化で老廃物が排出できなくなる

  • 末期症状:

       1)尿毒症(全身の臓器障害)

  2)痙攣

  3)かなりの衰弱

また、慢性腎臓病では、病気の進行度によってステージ分類されます。

これは基本的に、検査(BUN《尿素窒素》、クレアチニン、SDMA)や尿検査(尿蛋白)などで評価します。

よって、点滴などでの治療後にはステージが下がる(例:3→2)場合もあります。

つまり、その時点での評価としてステージを決めていくため、治療方針が異なってきます。

 

▼猫の慢性腎臓病のステージと症状

引用:宝塚まりも動物病院

 

▼結石から急性腎不全になった猫

 

▼慢性腎不全で闘病中の猫

 

まりこ(奥さん)
お水をたくさん飲むような症状がみられた段階で、もうすでにステージ2なんだね。
はるま
お水はたくさん飲んでほしいんだけど、あまりにもたくさん飲んでないか、普段からよく様子を見るようにしよう。

 

猫の腎臓病の主な治療方法

猫の腎臓病の治療方法としては主に以下の2つがあります。

 

主な治療方法

  • 点滴:

    1)皮下補液:入院不要、一度に多量の投与が可能

    2)静脈点滴:時間をかけての投与のため入院が必要だが、効果が高い

  • 食事:

     1)ステージ1~4の状態に入ったら療法食が推奨される 

   2) 低タンパク食、リン・カリウム・ミネラルの摂り過ぎに注意

   3) 体重×100ml/日を目安に水分量をしっかり確保する 

 

飼い主さんとしては、まずは水分をしっかり摂らせることを心がけましょう。

 

▼点滴と食事療法中の猫ちゃん

 

▼点滴治療で数値が落ち着いた猫ちゃん

 

▼点滴のため通院中の猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
点滴も療養食食べてもらうのも、思ってたより大変そう。
はるま
猫も飼い主さんも大変だよね。しかもずっと続くわけだから。
まりこ(奥さん)
ずっと続くってことは、点滴のたびに通院することになるよね。治療費もかなりかかりそう。
はるま
慢性腎臓病の場合、通院は1年におおよそ15回くらい1年間の診療費は平均約27万円っていうデータもあるよ。

 

猫の腎臓病を予防するための4つの対策

腎臓病について学んだことで、「何とか、可能な限り予防したい!」と思われた飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ここでは予防するための対策をみていきます。

 

猫の腎臓病を予防する4つの対策

  1. しっかり水分を摂る
    ⇒水分を多く取ることで、腎臓病の原因にもなる尿路結石や膀胱炎などの下部尿路疾患の予防に期待
  2. 定期検診を受ける
    ⇒発見が遅れれば生存率下がる!定期検診を受けることで、早期に発見し治療開始できる可能性が高まる
  3. ストレスを避ける
    ⇒ストレスも腎臓病の原因の一つ!ストレス解消のための遊びは飼い主さんとのコミュニケーションでもあり、絆も深まる
  4. 予防に適した食事を与える
    ⇒猫に合った栄養バランスのとれた食事を与えてあげることは、腎臓病だけでなく病気の発症リスクを抑え、健康的な生活を送ることができる

 

詳しく解説します。

 

①しっかりと水分を摂る⇒水分を多く取ることで、腎臓病の原因にもなる尿路結石や膀胱炎などの下部尿路疾患の予防が可能

まずは、しっかりと水分を摂ることが大切です。

腎臓病の原因にもなる尿路結石や膀胱炎などの下部尿路疾患は、水分を多く摂ることで予防が可能です。

 
結石や炎症産物によって尿道がつまることで急性腎不全になってしまうんだ。

予防としては体重×50ml/日程度を目安にするとよいでしょう。

  例:体重4kg×50ml=200ml/日

 

▼夏バテ予防、腎臓病予防のための水分補給を工夫している飼い主さん

 

まりこ(奥さん)
人間も同じだけど、水分摂取がどれだけ大切かってことだね。
はるま
特に猫ちゃんは自分からすすんで飲まないからね。部屋のいろんなところにお水を入れたボールを置いてる飼い主さんも多いよね。

 

②定期検診を受ける⇒定期検診を受けることで、早期に発見し、早期に治療開始できる可能性が高まる

皆さんは、猫ちゃんに定期検診を受けさせていますか。

「病院へ連れて行きたくても、捕まえられない」とか「予防接種や具合が悪い時の時だけで精一杯」という飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし、腎臓病は特に早期発見・早期治療がとても重要です。

発見が遅くなればなるほど生存率が下がることも証明されています。

1歳~7歳までは年に1回7歳以上は半年に1回程度が目安とされています。

重症化してしまってからの発見を避けるためにも、定期検診を受けてみましょう。

 

▼通院は数年に一度。発見時には重症の腎臓病だった猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
普段元気だったらついつい大丈夫かなって思ってしまうよね。
はるま
この飼い主さんのパターン、多いんじゃないかな。猫を病院に連れて行くのって本当に大変だもんね。でも、やっぱり後悔しないためにも検診は受けさせたいね。

 

③ストレスを避ける⇒ストレスも腎臓病の原因の一つ!ストレス解消のための遊びは飼い主さんとのコミュニケーションでもあり、絆も深まる

ストレスは腎臓病の原因となることがあると言われています。

 ストレスが続くと、細胞を傷つける働きのある酸化ストレスが増え、腎臓にもダメージを与える可能性があるのです。

猫がストレスを感じていないか、飼い主さんが小さな変化に気付いてあげるためには、普段から猫をよく観察することが必要です。

トイレを清潔にする、猫と遊ぶお気に入りの寝場所を作る、室内を自由に動き回れる環境を作る、 など猫が少しでもストレスを感じないような環境を作ってあげたいですね。

中でも、遊びは飼い主さんとのコミュニケーションであり、絆も深まります。猫の年齢や状態に合った適量で遊んであげましょう。

 

▼ストレスが腎臓病の原因の一つだった猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
ストレスが腎臓にも影響するって知らなかった。
はるま
腎臓に限らず、やっぱりストレスって体にすごく影響があるんだね。人も猫も、できるだけストレスなく過ごせるようにしたいね。

 

④予防に適した食事を与える⇒猫に合った栄養バランスのとれた食事を与えてあげることは、腎臓病だけでなく病気の発症リスクを抑え、健康的な生活を送ることができる

腎臓病の予防として、腎臓に負担をかけにくい食事を与えることが大切です。

予防に適した食事の具体的な内容は次のようなものが良いとされています。

 

腎臓病予防の適した食事のポイント2点

タンパク質が高すぎないもの

 ただし、猫にとってたんぱく質はとても重要な栄養素の1つ。 良質なたんぱく質を適量摂取することが大切です。

 

DHAを含むもの

 DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸には血液をサラサラにする、炎症を抑えるなどのはたらきがあるため、腎臓を保護する効果があると言われています。

栄養バランスのとれた食生活を送ることで腎臓病になってしまうことを完全に防ぐことは難しいですが、発症リスクを抑える可能性は高まります。

また、健康的な生活を送ることを踏まえても、やはり栄養バランスの管理は大切です。

猫に合った、栄養バランスのとれた食事を与えてあげるようにしましょう。

 

▼腎臓病予防のために食事は大切だと伝える動物病院

 

まりこ(奥さん)
やっぱり健康に過ごすために食事に気を付けることって基本だね。
はるま
食事や運動、あとは猫と飼い主さんが楽しく過ごすこと!だね。

 

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キャットフードおすすめ18選を47種からペットフードアドバイザーが本気で厳選!

 

まとめ

グランツキャットフードで腎臓病予防できる?のまとめ

▼グランツキャットフードは腎臓病予防に効果的か

成分の面からも効果的なキャットフードと言える。

▼グランツキャットフードが腎臓病予防に効果的である3つの理由

  1. 尿路系の健康維持に効果のあるクランベリーやブルーベリーを配合
  2. 人工添加物不使用
  3. プレバイオティクス成分配合

▼腎臓病の猫にグランツキャットフードを与えてはいけない理由

腎臓に負担がかかる下記の成分の含有量が高いため

  1. リン
  2. タンパク質
  3. ナトリウム

▼グランツキャットフードの4つの特徴

  1. 3種類の味から組み合わせ可能
  2. 1袋が500gの小サイズ
  3. 高い安全性
  4. 定期便あり、お試し可能

▼猫の腎臓病とは

  • 急性腎不全:短時間で腎臓が機能委不全に陥ること 
  • 慢性腎不全:長期的に腎臓の機能が損なわれていること 3か月以上持続する腎機能低下 

▼腎臓病の治療方法

  • 点滴
  • 療法食などの食事療法

▼腎臓病予防の4つの対策

  1. しっかりと水分を摂る
  2. 定期検診を受ける
  3. ストレスを避ける
  4. 予防に適した食事を与える

猫にとって腎臓病はかかりやすい病気で、あなたの大切な猫ちゃんを何とか腎臓病から守るためには、毎日の食事がとても大切なことが改めて分かりました。

苦しい治療が必要になる腎臓病になるのを少しでも防げるよう、いま一度キャットフードについて考えてみませんか。

この記事が、グランツキャットフードが腎臓病予防に効果があるのかという不安や心配を少しでも軽減するためにお役に立ち、キャットフード選びの参考となれば幸いです。

グランツキャットフードには、尿路系の健康維持に効果のある成分が含まれ、人工添加物は不使用腸内環境を整える成分も配合された質の良いキャットフードです。

大切なあなたの猫ちゃんの腎臓病予防と体調管理や健康維持のために、ぜひ一度グランツキャットフードを試してみてください。

▼ごちそう定期便で全3種のキャットフードを980円でおトクにお試しできる!

GRANDSキャットフード

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飼い主100人のリアルな声からわかったこと…それは、安いキャットフードをあげ続けると、愛猫が思わぬ健康トラブルに見舞われてしまう可能性があるという、目を覆うような事実が判明…!

実は市販のキャットフードの中には、不安の残る品質の原材料(またはお肉)が使われているなんて、裏側を知ると寒気がするようなものもたくさんあるんです。

大切な愛猫に、もしそうとは知らず食べさせ続けていたら…なんて、考えたくもありませんよね。

そこで、そんな悪夢を避けるための理想のキャットフードは何か、47種のキャットフードを徹底比較し、Best3を厳選しました!

 

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