愛猫のキャットフードはグレインフリーがいいの?メリットとデメリットを解説!

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飼い主100人のリアルな声からわかったこと…それは、安いキャットフードをあげ続けると、愛猫が思わぬ健康トラブルに見舞われてしまう可能性があるという、目を覆うような事実が判明…!

実は市販のキャットフードの中には、不安の残る品質の原材料(またはお肉)が使われているなんて、裏側を知ると寒気がするようなものもたくさんあるんです。

大切な愛猫に、もしそうとは知らず食べさせ続けていたら…なんて、考えたくもありませんよね。

そこで、そんな悪夢を避けるための理想のキャットフードは何か、47種のキャットフードを徹底比較し、Best3を厳選しました!

 

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  • 「グレインフリーのキャットフードって健康にいいの?」
  • 「うちの猫にグレインフリーって合うのかな…」
  • 「グレインフリーの食事にかえたいけど、デメリットってあるの?」

※「グレインフリー」とは「穀物を原材料に使用していない」ことを指しています。

穀物アレルギーのある猫にとって、グレインフリーのキャットフードは食事面からの健康サポートとして効果的です。

しかしグレインフリーの食事を取り入れるかどうかを、猫の持病や年齢を考えずに決めてしまうと、猫の体に負担がかかり健康面に影響を与えてしまうこともあるのです。

食事面から猫の健やかな生活をサポートするためには、猫の健康状態や年齢に合わせた栄養バランスの取れた食事を与えることが大切です。

この記事ではグレインフリーのキャットフードのメリットとデメリット、どんな猫に向いているのか、向いていないのかを、ペットフードアドバイザーの資格を持つ私がわかりやすく解説します。

 

この記事でわかること
  • グレインフリーのキャットフードの特徴がわかる
  • グレインフリーのキャットフードのメリット、デメリットがわかる
  • グレインフリーのキャットフードに向いている猫、向いていない猫の見分け方がわかる
この記事を読むとあなたの猫がグレインフリーの食事に向いているのかどうかがわかり、あなたの日々のキャットフード選びに伴うストレスや時間を軽減できます

 

※目次の気になる場所をタップすれば、その場所から読めます。

「グレインフリー」とは

「グレインフリー」とは「穀物(グレイン)を原材料に使用していないこと」を指しています。

小麦、とうもろこし、米など穀物全般に加え、アレルギーの原因となりやすい大豆類を不使用とすることで、ペットのアレルギーの予防・改善につながります。

一方、「グルテンフリー」という言葉もよく耳にします。グルテンとは麦類に含まれているたんぱく質の一種です。「グルテンフリー」とは本来「グルテンを含んでいない」という意味なのですが、最近では「麦類が入っていない」という意味でも使われています。

「グルテンフリー」は「麦類を使用していないこと」を意味し、「グレインフリー」は「穀物全般を使用していないこと」を意味します。

 

グレインフリーとグルテンフリーの違い

  グレインフリー グルテンフリー
意味 穀物全般不使用 麦類を不使用
キャットフードに
含まれる穀物
なし 米、とうもろこしなどが含まれる
こともある
おすすめの猫ちゃん 穀物アレルギーの猫 グルテンアレルギー、
小麦アレルギーの猫

 

グレインフリーのキャットフード 3つのメリット

 

グレインフリーのキャットフードのメリットは次の3つです。

  1. 穀物アレルギーの猫の食事として最適
  2. 栄養価が高い
  3. 便通を良くする効果

詳しく解説します。

 

①穀物アレルギーの猫の食事として最適

小麦、とうもろこしなどにアレルギーのある猫でも、安心して食べる事ができます。

 

グレインフリーのキャットフードにかえた飼い主の X へのポスト

保護した猫の体調不良に悩んでいた飼い主

まりこ(奥さん)
猫の体調不良の原因って、はっきりとは断定できないことも多いし、それぞれの猫に合った食事にたどりつくまでに時間がかかる飼い主さんも多いみたいだね。

はるま
猫がアレルギーかどうかを知るためにまず、病院でアレルゲンの確定診断を受けるといいね。そのうえで猫にあった食事を探すといいよ。

 

②栄養価が高い

穀類の代わりに動物性たんぱく質が豊富に含まれていて、猫の健康のために必要な栄養素が十分に取れます。

 

運動量の多い猫や毛艶が気になる猫にお勧め

Q:「グレインフリーのフードが多いですが、ネコにはそれほど穀物不耐性やアレルギーの子が多いのでしょうか。」

A:「本当に穀物アレルギーのある猫にはその様なフードを選ぶ方がいいですが、そうでもないなら気にしなくてもいいです。 しかし、その様なプレミアムフードはヒューマングレードの良質な肉を使用していたりしますのでその点ではいいと思います。
とても高タンパクな食事なのでよく運動する猫や毛艶が気になる猫ちゃんにはいいかもしれません。

引用:yahoo知恵袋

まりこ(奥さん)
アレルギーの猫以外にもお勧めなんだね!
はるま
体を作るため、またエネルギー源となるブドウ糖を作るために働くたんぱく質は、猫に必要不可欠な栄養素だよ。

他にも体の調子を整えるビタミンやミネラル、エネルギー源として働く脂質などバランスよく取ることが大切だよ。

 

③便通を良くする効果

穀物、大豆の代わりに使用される豆類には不溶性食物繊維が多く含まれています。この働きで便の量が増え、便通を促す効果があります。

 

▼便秘症の猫のためにグレインフリーを選んだ飼い主

まりこ(奥さん)

便秘気味の猫ちゃんにはグレインフリーが良さそうだね!

はるま
逆に

「グレインフリーのキャットフードで便秘になった」

という声も聞くことがあるからまずは試してみるのがおすすめ!

 

グレインフリーのキャットフード 3つのデメリット

 

グレインフリーのキャットフードのデメリットは次の3つです。

  1. 高齢期の猫、肝臓や腎臓に疾患のある猫には注意が必要
  2. 腸内環境を整える効果は低い
  3. 価格が高い

 

詳しく解説します。

 

①高齢期の猫、肝臓や腎臓に疾患のある猫には注意が必要

たんぱく質が多く含まれるため、たんぱく質の分解が苦手な高齢期の猫にとっては内臓に負担がかかることもあります。

グレインフリーのキャットフードを選ぶ時には、高齢期の猫も食べられる全年齢対応のものを選ぶとよいでしょう。
同じ理由で、たんぱく質を分解する時に負担がかかる肝臓や腎臓に疾患のある猫にも十分な注意が必要です。

 

▼グレインフリーのフードにかえたシニアの猫

 

まりこ(奥さん)
あえてシニア猫になってからグレインフリーに切り替える飼い主さんもいるんだね。
はるま
栄養やアレルギーのことも考えて、ますます元気でいてほしいからね!

パッケージの表示を見てシニアの猫も対象になっていることを確認したらOKだよ。

 

 

▼肝臓疾患の猫のための療法食

引用:yahoo知恵袋


▼腎臓ケアのためのグレインフリーキャットフード

腎臓ケア+グレインフリーという条件を満たすものであれば、「Animonda」というブランドの療養食(ドライフード)があったかと思います。

腎臓ケアという名目では売っていませんが、「Canagan(カナガン)」のドライフードもオススメです。グレインフリーで、子猫から成猫まで全て対応しています。(ふやかすなどの手間は必要かもしれませんが。)食いつきも良いと評判です。

引用:yahoo知恵袋

 

はるま
肝臓、腎臓に疾患のある猫の食事については、医師に十分に相談することが大切だよ。

 

②腸内環境を整える効果は低い

グレインフリーのキャットフードに多く含まれる不溶性食物繊維は便通を促す効果がありますが、大腸をすぐに通り抜けてしまうので大腸の善玉菌のエサとはなりません。

そのため腸内環境を整える効果は低いといえます。

グレインフリーのキャットフードの中でも、善玉菌のエサとなり腸内環境を整える効果の高い水溶性食物繊維が加えられたものを選ぶとよいでしょう。

 

▼グレインフリーのキャットフードにかえた猫が便秘に

 

▼グレインフリーのキャットフードを食べている2匹のうち1匹が下痢に

 

はるま
今のキャットフードは、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維便通を促す不溶性食物繊維の両方を含んだものがほとんどだよ。
まりこ(奥さん)
猫それぞれの不調の原因や体質もあって、便秘になったり下痢をしたり…。早く猫ちゃんに合ったキャットフードに出会って、元気に過ごしてほしい!
はるま
症状がひどい場合や長びく時は、早めに病院に行こう。

 

③価格が高い

穀類を除き魚・肉類を多く使用していること、また腸内環境を整える効果の高い水溶性食物繊維など健康によい機能性成分を多く配合することにより、どうしても価格が高くなる傾向にあります。

 

▼「少しお高いけど」グレインフリーにかえてみた飼い主さん

まりこ(奥さん)
栄養バランスや安全性が優れているのはわかるけど、家計を考えるとちょっと厳しいかな・・・
はるま
手間をかけて生産している分、どうしてもコストがかかるんだよね・・・
まりこ(奥さん)
なるほど。
でも猫ちゃんに合ったものだったら、ずっと食べさせたいと思うんだけど・・・
はるま
ずっと続けられる価格、目安としては”1日あたり200円以内”で探してみるのがおすすめかな!

 

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グレインフリーのキャットフードに向いている猫、向いていない猫

グレインフリーのキャットフードに向いていない猫ちゃん、向いている猫ちゃんをまとめました。

 

グレインフリーのキャットフードが向いていない猫ちゃん

  • 高齢期の猫ちゃん
  • 肝臓や腎臓に疾患のある猫ちゃん
  • 肉・魚アレルギーの猫ちゃん

 

まりこ(奥さん)
肝臓や腎臓に疾患のある猫、肉・魚アレルギーの猫は、グレインフリーは避けた方がいいみたいだね。
はるま
そうだね!
医師と相談しながら、最適な食事を探してみよう!

 

 

グレインフリーのキャットフードが向いている猫ちゃん

穀物アレルギーの猫ちゃん

 

穀物アレルギーは小麦やトウモロコシが主な原因となります。穀物アレルギーのある猫の数自体は多くありませんが注意が必要です。

猫がアレルギーかどうかを知るためにはまず、動物病院でアレルゲンの確定診断を受けるとよいでしょう

まりこ(奥さん)
穀物アレルギーではない猫もグレインフリーのキャットフードを食べていいんだよね。
はるま
特に問題はないよ。
アレルギーの原因になるものはできるだけ取り除いておきたい…そう考えるなら、栄養価が高いグレインフリーのキャットフードは安心して猫に与えることができるよ。

 

まとめ

まとめ
  • 「グレインフリー」とは

グレインフリーとは「穀物(グレイン)を原材料に使用していないこと」を指しています。

 

  • グレインフリーのキャットフードのメリットは次の3つです。
  1. 穀物アレルギーの猫の食事として最適
  2. 栄養価が高い
  3. 便通を良くする効果がある

 

  • グレインフリーのキャットフードのデメリットは次の3つです。
  1. 高齢期の猫、肝臓や腎臓に疾患のある猫には注意が必要
  2. 善玉菌を増やして腸内環境を整える効果は低い
  3. 価格が高い

グレインフリーのキャットフードに不向きな猫ちゃん
 ・高齢期の猫
 ・肝臓や腎臓に疾患のある猫
 ・肉・魚アレルギーの猫

  • グレインフリーのキャットフードに向いている猫ちゃん

➡向いている猫は穀物アレルギーの猫です。
(穀物アレルギーではない猫が食べても問題はありません。)

 

あなたの猫のキャットフード選びの参考になったでしょうか。健やかで楽しい時間のお役に立てましたら幸いです。

 

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