知らないと危険!猫が食べてはいけないものをペットフードアドバイザーが徹底解説!

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飼い主100人のリアルな声からわかったこと…それは、安いキャットフードをあげ続けると、愛猫が思わぬ健康トラブルに見舞われてしまう可能性があるという、目を覆うような事実が判明…!

実は市販のキャットフードの中には、不安の残る品質の原材料(またはお肉)が使われているなんて、裏側を知ると寒気がするようなものもたくさんあるんです。

大切な愛猫に、もしそうとは知らず食べさせ続けていたら…なんて、考えたくもありませんよね。

そこで、そんな悪夢を避けるための理想のキャットフードは何か、47種のキャットフードを徹底比較し、Best3を厳選しました!

 

\キャットフード選びに悩む日々とお別れしよう!/

  • 「ウチの猫にはいろんなものを食べさせてあげたいな。でも、何でもいいのかな…?」
  • 「食べ残しをあげてるけど大丈夫かな?」
  • 「キャットフードを吐いたらフードじゃないものが混ざっていて…。大丈夫かな?」

大切な家族である猫ちゃんには、安全でおいしいものを食べてほしいですよね。

実は、猫には食べさせてはいけないものがあるんです。それを知らずに食べさせてしまうと、体調を崩し、病気を発症する恐れがあります

なぜなら、身近にある食べ物の中には猫にとって危険な成分が含まれているものもあり、消化不良やアレルギーを引き起してしまうためです。中毒を起こして死に至ることもあるため注意が必要です

そこで今回、ペットフードアドバイザーの資格を持つ私が、猫が食べてはいけないものには何があるか、食べてしまった時の症状と対応方法、及び食べさせないようにするための注意点を解説します。

 

この記事でわかること

  • 猫が食べてはいけない物にはどんなものがあるのかがわかる
  • 万が一危険なものを食べてしまった時の症状と対応方法がわかる
  • 猫を誤食から守るために飼い主ができることがわかる

 

この記事を読むと、猫にとって危険な食べ物について知ることができるため、大切な猫との生活を不安なく安心して過ごせるようになります

 

※目次の気になる場所をタップすれば、その場所から読めます。

 

猫が食べてはいけないもの8選

猫が食べてはいけないものは次の8種類です。

猫が食べてはいけないもの8選
  1. 野菜:ネギ類、アボカドなど
  2. 果物:ぶどう、パパイヤ
  3. 甲殻類・貝類:エビ、イカ、タコ、アワビなど
  4. 菓子類:チョコレート、ナッツなど
  5. 飲み物:コーヒー、お酒など
  6. その他の食べ物:生肉、生卵、生魚、骨など
  7. 植物:ユリ科の植物、観葉植物など
  8. その他

 

では、食べてしまった時に出る症状も併せて、詳しく見ていきましょう。

 

①野菜:ネギ類、アボカドなど

まりこ(奥さん)
野菜は体に良いっていうイメージしかないけど、ダメなものがあるの?
はるま
そうなんだよ!普段よく使うものもあるから注意が必要だよ。

 

ネギ類:玉ねぎ、長ネギ、にら、にんにくなど

ネギ類には、赤血球を破壊する成分の「有機チオ硫酸化合物」が含まれており、猫は成分を分解できないため絶対に摂取させてはいけません。

生ものだけではなく、加熱後や加工食品、パウダーでも同様に症状が出る場合があるため注意が必要です。

症状:貧血、食欲不振、下痢、嘔吐など

 

▼家の間取りを考えて引っ越して猫が誤食しないよう工夫した例

 

まりこ(奥さん)
ネギや玉ねぎって、毎日のように使うものだから気を付けないと。私も料理する時、工夫しないとね。
はるま
そうだね。犬と違って猫は高いところにも登ってくるからね。置き場所にも注意が必要だよ。

アボカド

猫にとって毒性が強い成分「ペルシン」によって中毒症状を発症させる可能性があります。

葉や種にもペルシンは含まれるため、食用だけでなく観葉植物として利用する際にも注意が必要です。

症状:嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれんなど

 

▼飼い主がその場を離れた時にアボカドを食べてしまった猫

まりこ(奥さん)
そっかあ、ちょっとの間にも食べられちゃうパターンってあるよね。
はるま
あるあるだよね。この飼い主さんのように、まずは病院に連れて行くという行動は見習おうね

春菊・ほうれん草

春菊やほうれん草などのアクが出る野菜には「シュウ酸」が含まれており、摂取し過ぎると尿路結石になりやすくなります。

既に泌尿器系の病気を持っている猫だけでなく、現在健康な猫にも与えないようにしましょう。

もし与えるなら、シュウ酸は水に溶けやすい特徴があるため、必ず茹でて更に水にさらしてからにしましょう。

症状:結石ができると、排尿回数が増える、尿が少量しか出ない、血尿など

 

▼ほうれん草などに含まれるシュウ酸は必ず茹でてアクをとること

まりこ(奥さん)
ほうれん草っていろんな栄養がありそうだから、与えたくなるよね。
はるま
そうだよね。猫ちゃんが結石でつらい思いをしないようにするためにも、与えるかどうかはよく考えた方がいいね。

 

②果物

まりこ(奥さん)
フルーツも体に良さそうだから、ついつい猫ちゃんにもあげてしまいそう…。
はるま
そうだね。でも意外かもしれないけど命に関わるものもあるから覚えておいてね。

 

ぶどう・レーズン

ぶどう、レーズン(干しぶどう)は、皮も実も少量でも中毒症状や腎機能障害の症状が出る原因になります。

最悪の場合、急性の腎障害により死に至ることもありますので、絶対に食べさせてはいけません

症状:数時間で嘔吐、下痢。食欲低下、排尿減少、腹痛など

 

▼猫にぶどうを与えると起こる危険なこと

まりこ(奥さん)
ぶどうやレーズンって粒が小さくて猫も食べやすそうなのに。
はるま
ダメダメ!粒が小さいからこそ、うっかり落とした時に食べられないよう気を付けないとね。

パパイヤ

完熟前の緑色のパパイヤは「パパイン」という酵素を多く含んでいます。この酵素が原因で猫がアレルギー症状を起こすことがあります。

完熟したパパイヤはパパインをほとんど含んでいないと言われていますが、与えない方が安全といえるでしょう。

症状:レルギー症状(口の周りや口腔内のかゆみ、腫れ)など

 

▼パパイヤに含まれる酵素で猫はアレルギーを発症する

まりこ(奥さん)
「酵素」っていうと、またまた体に良さそうなイメージだけど。
はるま
そうじゃない場合もあるからね。猫ちゃんにはかゆくてつらい思いはさせたくないよね。

マンゴー

マンゴーに含まれる「カルドール」「マンゴール」という成分によってアレルギー症状が出ることがあるため、与えない方がよいでしょう。

食べても症状が出ない猫に与えるならば、特に皮の成分が多く含まれるため、必ず皮を剥き、少量を、回数を少なくしてください。

症状:アレルギー症状(口の周りや口腔内のかゆみ、腫れ)など

 

▼猫にはマンゴーの「皮」が危険

まりこ(奥さん)
皮の部分に多いみたいだね。
はるま
薄く向いた皮はヒラヒラしてて、猫のおもちゃになりそう?! 剥いたら早く片付けよう。

いちじく

いちじくもフィシン、ソラレンというにより中毒やアレルギー症状を引き起こす可能性があります。生だけでなくジャムなどの加工品にも注意が必要で、できれば与えない方がよいでしょう。

症状:フィシン…口腔内の粘膜が荒れる、よだれが出るソラレン…皮膚の痒み、発赤など

 

▼猫にとって食べてもOKな果物・NGな果物

まりこ(奥さん)
いちじくが入っているケーキ、好きなんだよね。
はるま
スイーツに使われることも多いよね。ケーキに入っているくらいなら量も多くないけど、一応食べる時には猫ちゃんが近くにいないか注意!だね。

③甲殻類・貝類

まりこ(奥さん)
猫ってお魚好きだから、魚介類は全部大丈夫だと思ってた。
まりこ(奥さん)
あ!そういえば、イカを食べると猫が腰を抜かす、って聞いたことある。
はるま
そんな言い伝え、あったね。全くダメではないけど、調理法や量を注意してあげないといけないものがあるよ。

 

エビ・カニ・イカ・タコ

生のエビ・カニ・イカ・タコには「チアミナーゼ」というビタミンB1を分解する酵素が含まれているためビタミンB1欠乏症となり、重篤な場合は意識障害となる可能性があります。

猫はイカ・タコに豊富に含まれてタウリンを体内で十分に合成できないため、食べ物で摂取する必要があります。

チアミナーゼは加熱により働きが失われることからビタミンB1欠乏症は防げるため、タウリンを摂取するために加熱したものなら与えてもよいとの説もあります。

しかし、イカやタコは消化がよくないことから、やはりあまり与えない方がよいでしょう。

症状:食欲低下、歩行障害、ふらつき、麻痺、下痢など

 

▼サキイカを食べて下痢してしまった猫

まりこ(奥さん)
わあ・・・お腹ピーピーはつらかったよね。どれくらいの量をたべちゃったのかな。
はるま
どうだろうね。少しだったとしても人間みたいにじっくり噛んで飲み込まないもんね、きっと。加熱してあるからといって油断禁物だね。

アワビ・サザエ

アワビやサザエの肝には毒成分である「ピロフェオホルバイドa」が含まれています。

この成分が強い光に反応し、「光線過敏症」を発症するリスクがあります。症状が重いと壊死に至ることもあります。

東北地方には「春先のアワビのワタを食べさせると猫の耳が落ちる」という言い伝えがあり、かゆみで耳を搔きすぎて落ちてしまうということのようです。

症状:耳のかゆみ、皮膚炎など

 

▼「アワビを食べると猫の耳が落ちる」は本当だった

まりこ(奥さん)
なかなか自宅でアワビを食べることって少ないけどね。
はるま
アハハ、そうだね。知識として知っておこう!

 

④菓子類:チョコレート、ナッツなど

まりこ(奥さん)
チョコレートで中毒!!知らなかった。
はるま
チョコレートやナッツはどこの家にもありそうだからね。包装紙をかじっちゃうこともあるから置き場所もちゃんと考えないとね。

 

チョコレート

チョコレートの原料であるカカオ豆には猫に中毒を引き起こす「テオブロミン」や「カフェイン」という成分が含まれています。

最近は高カカオの商品が増えています。猫にとっては少量でも中毒症状や嘔吐・下痢を引き起こし、死に至る場合もあり、大変危険なため与えてはいけません。

チョコレートが入ったクッキーやアイスクリームも同様です。

症状:興奮状態、下痢、嘔吐、けいれん、発熱など

 

▼かばんに入っていたチョコ菓子パンを食べてしまった猫

まりこ(奥さん)
カバンの中に入れてたのに!
はるま
そうそう。僕も経験あるよ。臭いがするんだろうね。上手に引っ張り出して、包装紙をバリバリ破いて食べちゃうんだよ。

 

▼チョコレートの誤食はこんなにも危険!バレンタインの時期は特に注意。

まりこ(奥さん)
バレンタインの時って自宅で手作りする人も多いし、たくさんのチョコレートを持ち帰ることもあるし。
はるま
そうだね。何気なく置いてしまうこともあるだろうし、ちゃんと手の届かないところの置いたはずなのにってこともあると思う。亡くなってしまう可能性もあるのだから、とにかく気を付けるしかないね。

ナッツ

アーモンド、ピーナッツ、ヘーゼルナッツなど種類がたくさんあるナッツ類。どれも脂質が多く、消化不良を起こす可能性があります。

また、猫が中毒症状を起こすと言われる「ペニトリウムA」が含まれています。

肥満防止や中毒症状を避ける意味でも、与えない方がよいでしょう。

症状:嘔吐、下痢、痙攣など

 

▼ナッツ単体だけではなく、チョコレートに入っているナッツも注意が必要

まりこ(奥さん)
さっきも学んだよ、バレンタインの時期は特に注意しなきゃって。
はるま
そうそう。しかもチョコレート+ナッツ!注意するポイント満載の内容だね。それだけ気をつけないといけないよってことだね。

キシリトール

猫がキシリトールを少量でも摂取してしまうとインスリンの分泌が促進され低血糖を引き起こします。

また、キシリトールは中毒を起こす成分でもあり、肝機能障害のほか、最悪の場合死に至る場合もあります。

ガムや歯磨き粉の扱いは十分注意して、キシリトールを与えないようにしてください。

 

▼キシリトールが含まれるのはガムだけにあらず。ヨーグルト・化粧品にも要注意。

まりこ(奥さん)
キシリトールが猫には危険ってこと、知らなかった。
はるま
あまり知られていないかもしれないね。しかも、キシリトールってガムに入ってるイメージでしょ?
まりこ(奥さん)
ガムや歯磨き粉くらいしか思い浮かばなかった。
はるま
多くの人がそうだと思うよ。商品によってはヨーグルトや化粧品にも入っているんだよね。商品選びの時に思い出してほしいな。

 

⑤飲み物:コーヒー・緑茶、ココア、お酒など

まりこ(奥さん)
猫はあまり水分を摂らないって言うから、人の飲み物には関心がないんじゃないかな?
はるま
コーヒーやお茶ってテーブルなんかにポンと置いてしまうよね。猫にとって危険な成分が入っているものが多いから注意が必要なんだよ。

 

コーヒー・緑茶

コーヒー、緑茶、紅茶など「カフェイン」が入っている飲み物は、中毒症状を引き起こすため猫に与えてはいけません。

コーラやエナジードリンクにもカフェインが入っているので要注意です。

症状:嘔吐、下痢、痙攣など

また、緑茶には「シュウ酸」、麦茶には「ミネラル」が含まれており、これらは尿路結石症の原因になることも覚えておいてください。

 

▼目を離した隙にカフェオレを飲んだ子猫。様子に変わりはないが心配な飼い主さん。

まりこ(奥さん)
飲みかけで置いたまま別の場所に移動することってよくあるよね。
はるま
お水なら問題ないけどね。カフェインは人間だって摂りすぎは良くないんだから、体の小さな猫にとっては危険だということを忘れないで!

 

ココア

チョコレート同様、カカオが原料であるココアも中毒症状を引き起こす「テオブロミン」「カフェイン」が含まれているため与えてはいけません。

症状:下痢、嘔吐、興奮状態、痙攣など

 

▼猫がミルクココアを舐めてしまい飼い主さんはパニックに。

まりこ(奥さん)
カカオが猫にとって危険というのは、チョコレートと同じだね。
はるま
そうだね。ココアは飲み物だからコーヒーとかと同じでカップの置きっぱなしに注意だね!

お酒

お酒が猫にとって危険であることは言うまでもありません。猫はアルコールを肝臓で分解できず、急速に体内で吸収するため、たとえ舐める程度の微量でも絶対に与えてはいけません

いわゆる酔っ払い状態になり、高いところからの落下、誤嚥や窒息、心臓の機能が低下し死に至ることもあります。

症状:ふらつき、意識障害、嘔吐、昏睡など

アルコールでいえば、除菌用アルコールも猫に降りかからないように注意しましょう。

 

▼アルコールはお酒だけではない。除菌用アルコールにも要注意。

まりこ(奥さん)
お酒を与える飼い主なんていないでしょ?
はるま
飼い主や周りの人間が酔っ払って誤って与えてしまうケースもあるようだよ。嗅覚の良い猫は臭いで気づくという話もあるようだけど、油断はダメだね。

⑥その他の食べ物:生肉、生卵、生魚、骨など

まりこ(奥さん)
漁港でお魚くわえてる猫、みたいなイメージがあるけど。
はるま
たしかに!でもやっぱり細菌に感染する原因になるから避けるべきなんだよ。

 

人と同様、猫も生肉や生卵を摂取するとサルモネラ菌や大腸菌による中毒を起こします。

生魚も身や内臓に寄生虫が潜んでいることもあるためおすすめできません。

焼き魚であっても人が食べるための味付けは塩分が強いなど猫にとって危険な場合もあります。与える場合は、猫用に加工されたものを選びましょう。

鳥の骨は猫が食べることに問題はありませんが、加熱調理後の骨は裂けやすいため内臓を傷つける可能性があり、胃や腸から骨を摘出する手術を行う場合もあります。

乳製品についても、猫は人間用の牛乳の乳糖を分解する力が弱いため下痢を起こす可能性が高いことから、合わない場合は与えるのを控えた方がいいでしょう。

症状:嘔吐、下痢など

 

▼危険がいっぱい。生肉や生魚には寄生虫、加熱したチキンの骨は裂けやすい。

まりこ(奥さん)
バレンタインだけじゃなくてクリスマスの時期も要注意なんだね。
はるま
楽しいイベントの時は気が緩みがち。猫ちゃんを危険な目に合わせることなく、イベントを楽しむためにも猫が食べちゃいけない物をちゃんと覚えておこうね!

 

▼猫を飼うまでは知らなかったことがいっぱいだったと驚く飼い主さんの声

まりこ(奥さん)
飼い始めてから大焦り、この気持ち分かる~。
はるま
そうだよね。人が普通に食べてるものでさえ猫にはダメなものがこんなにある、しかも命に関わるってなるとね。

 

⑦植物:ユリ科の植物、観葉植物など

まりこ(奥さん)
友達が飼っていた犬がおウチの庭の球根を食べてしまって亡くなった、と聞いたことがある。
はるま
かわいそうだったね。庭の植物や観葉植物にも注意が必要だよ。

 

ユリ科の植物

ユリ科の植物には、ユリ・チューリップ・ヒヤシンス・スズランなどがあります。

詳しい成分は特定されていませんがユリは猫にとって猛毒で、少量でも食べてしまってから数時間で急性腎不全が引き起こされ、数日で死に至る場合もあると言われています。

ユリ科の植物の他にも、アサガオ、アジサイ、ほおずき、サツキなども危険度が高い植物とされています。

除草剤が付着した草を食べてしまった時も激しい中毒症状が起こります。吐血、血便、更に呼吸困難により死に至る場合もあります

症状:急激な体調不良、嘔吐、下痢、尿量減少など

 

▼お花を誤食した猫。ユリが猫には危険だと知らなかった飼い主さんの声。

まりこ(奥さん)
部屋でお花を飾ったり、お庭で育てているおウチは多いよね。
はるま
もちろんそれは良いことだからね。まずは「ユリ科の植物は危険」ということだけでも知っておこう!

観葉植物

サトイモ科(ポトス・カラジュームなど)の植物の葉や根、茎には多くのシュウ酸カルシウムが結晶の状態で含まれており、それが刺激になり、口に入るとチクチクと刺さって炎症や疼痛が起きます。

幸福の木として知られるドラセナの葉にも強い毒性があり、口に入ると嘔吐などの中毒症状が出て、死に至る場合もあります

アロエの「バーバロイン」という成分は、口にすると下痢や腎炎を引き起こす場合があります。

症状:嘔吐、下痢、手足のしびれ、麻痺など

なお、植物由来の精油(エッセンシャルオイル)も猫にとっては猛毒です。猫のいる場所では決して使用しないようにしましょう。

 

▼あの、季節を彩る身近な植物も!観葉植物の危険性と置きたい場合の注意点。

まりこ(奥さん)
ポインセチアも!観葉植物を買う時は慎重に選ばないといけないね。
はるま
その通り!猫は葉っぱをかじることが多いし、根本を掘ったりすることもあるよ。

 

▼アロマは猫にとって癒しではなく有毒なもの。

まりこ(奥さん)
アロマは癒しになって良いと思ってた。
はるま
そうじゃないんだよね。香りで言えば、芳香剤、柔軟剤なんかも要注意だよ。

 

⑧その他

食べ物以外にも、猫が興味を持って口に入れてしまうものはたくさんあります。

危険なものとして、人間の薬・糸やひも類、ゴム紐・ねずみ型のおもちゃ・電池・ガラスの破片などが挙げられます。

 

▼猫の誤食の事例あれこれ

まりこ(奥さん)
いろいろあってびっくり!
はるま
数えあげたらきりがないくらいたくさんの事例があるね。こんなことも⁈と驚くこともあるね。全部知ることは無理だけど、一つでも多く注意点を知っておくことが大事だね。

食べてしまった!そんな時の「まずはこの3つの対処法」

 

まりこ(奥さん)
危険なものを食べてしまったと分かったらどうしたらいいのかな。きっと焦って何も出来ないよお…。
はるま
難しいけど、まずは冷静に、落ち着いて。猫ちゃんを苦しみから助けてあげられるように考えよう。

まずはどんな対応をしたらいいか、獣医師の説明を見てみましょう。

獣医師が解説する関連動画

この動画で解説している対処法

  • 食べてしまったものが中毒を起こすような危険なものかどうか→危険なものであればすぐに受診。
  • 中毒を起こすものではないが尖っていたり鋭利なものかどうか→該当であれば受診。
  • 上記2点に該当しないが排便で出せる大きさかどうか。→出せないものであれば受診。

 

この動画で解説しているやってはいけないこと

  • 水分を飲ませ、食べたものを吐かせようとしたり、下痢を起こさせようとする→上手く吐き出せずかえって中毒症状を引き起こすことがあるため。
  • 飲み込んだものが猫の口の中や、のどに詰まっているのが見えたら引っ張って取ろうとする→無理に引っ張って猫を傷つける可能性があるため。
  • 「様子を見よう」と受診しない。→腸閉塞や、数日後に症状が出てが命取りになることも。

 

まりこ(奥さん)
とりあえずの対処法が分かって安心した。でも、ちゃんと判断できるか不安だな。
はるま
不安に思うのは当然だよ。心配な場合は、かかりつけの獣医師さんに相談したり、実際に診察してもらおう。
はるま
受診する時、もし分かれば猫が食べてしまったもの、量、いつ頃食べたかなどの情報を獣医さんに伝えられるよう準備するといいよ。

 

誤食を防ぐための3つの対策法や注意点

 

まりこ(奥さん)
危険なものを食べたことにすぐ気づければいいんだけど、お留守番の間だったら、いつ、何を食べたか気づけないんじゃない。
はるま
だからこそ、猫を危険な目に合わせないように僕らが対策をしないとね。出来ることはいろいろあるよ!

片づける

  • 食べ物・飲み物を出しっぱなしにしない
  • 食べ物・飲み物は扉の中など猫の手が届かない場所に片づける

 

▼誤食防止のための片づけによって飼い主さんにも良い影響が。

まりこ(奥さん)
これ、いいね!猫のためだけじゃなくて自分にも良い結果になってるね。
はるま
僕の友達の家も流し台やガスコンロの周りに何も置いていないんだ。すごくスッキリしてるし、もし猫が上ってきても大丈夫だから!って言ってたよ。

 

食べさせない

  • 調理中は調理台に猫を乗せない
  • 食事中は猫をテーブルに上がらせない
  • 人の食べ残しを猫に与えない
  • 人の薬を飲ませない

 

▼食べさせない工夫は、他の危険も防げることにつながる。

まりこ(奥さん)
例えばワンルームとかだと侵入しないようにするのは難しそう。
はるま
そうだね。部屋によっては猫が入ってくるのを防ぐことは難しくても、近寄ってきたら食べられてしまわないように気を付けようね。誤食だけじゃなくてやけどの危険もあるからね。

 

▼誤食対策に便利グッズを有効利用した飼い主さんの例。

まりこ(奥さん)
便利なグッズがあるんだね。
はるま
いたずらされて猫ちゃんを怒ってしまうより、自分たちができることを見つけて対策する方が気分がいいよね。

 

工夫する

  • 引き出しなどは猫に開けられないようチャイルドロックやストッパーなどを付ける
  • 猫がひもなどで遊んでいるときは、可能な限り様子を見守る
  • お花や観葉植物を飾る場合は、猫に害がないものを選ぶ

 

▼誤食・誤飲防止のための工夫の例と、飼い主に必要な心構えについて。

まりこ(奥さん)
赤ちゃんや小さい子供の危険防止対策に似ている気がする。
はるま
引き出しのロックとかね!猫って、人がやっているドアノブや引き出しの開け方をよく見てて、それを真似して開けちゃうことがあるんだよ。
まりこ(奥さん)
え!ほんと?それはすごい!
はるま
僕が小さいころ、オーブントースターの中なら大丈夫かなってお菓子を入れておいたら、留守の間に猫が扉を開けて食べたみたいで、袋が床に落ちてたことあったよ。油断大敵!

 

まとめ

 

猫が食べてはいけないもののまとめ

猫が食べてはいけないものは主に以下の8種類

  1. 野菜:ネギ類、アボカドなど
  2. 果物:ぶどう、パパイヤ
  3. 甲殻類・貝類
  4. 菓子類:チョコレート、ナッツなど
  5. 飲み物:お酒、コーヒーなど
  6. その他の食べ物:生肉、生卵、生魚、骨など
  7. 植物:ユリ科の植物、観葉植物など
  8. その他:人間の薬、ひもなど

万が一、猫が危険なものを食べてしまった可能性がある場合。

  • 食べたものが中毒を引き起こすようなものであれば、すぐに受診する。
  • そうでなくても、心配な場合は速やかに受診すること。

猫を危険な目にあわせないための対策と注意点。

  • 室内を片づけ、食材を置いたままにしない
  • 危険なものを食べさせない
  • 保管場所に注意し猫に開けられないよう工夫する。

 

飼い主100人のリアルな声からわかったこと…それは、安いキャットフードをあげ続けると、愛猫が思わぬ健康トラブルに見舞われてしまう可能性があるという、目を覆うような事実が判明…!

実は市販のキャットフードの中には、不安の残る品質の原材料(またはお肉)が使われているなんて、裏側を知ると寒気がするようなものもたくさんあるんです。

大切な愛猫に、もしそうとは知らず食べさせ続けていたら…なんて、考えたくもありませんよね。

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