- モグニャンを食べると血尿になるってほんと?
- なんで血尿になるの?
- うちのねこちゃんにモグニャン与えても大丈夫かな?
モグニャンは、ねこちゃんたちがよく食べてくれると評判がよく、飼い猫に試してみたいと思われている飼い主の方も多いのではないでしょうか。
しかし、モグニャンの購入者レビューを確認すると体調崩したり、飼い猫が血尿や血便が出たなど好ましくない口コミがあり、そんな口コミを見てしまうと本当に購入しても大丈夫なのか不安になりますよね。
そこで今回、ペットフードアドバイザーの私がモグニャンを食べると血尿になるのかと血尿の原因や予防方法について徹底解説します。
- モグニャンを食べると血尿、血便になるのかが分かる
- 血尿の原因・予防方法が分かる
- モグニャンを飼い猫に与えても良いのか分かる
この記事を読むと、モグニャンを食べると血尿になるのか、血尿の原因や予防方法が分かります。
加えて血尿の原因や予防方法をよく知ることによって、モグニャンに対しての不安が払拭され、安心して愛猫にモグニャンを与えることができます。
▼モグニャンで血尿になるのか!?
モグニャンを食べたことで血尿になる可能性は限りなく低い。
▼モグニャンを与えると血尿になると言われる理由
- ドライフードであるモグニャンを与える際に、飼い猫が水分不足になり血尿の原因である膀胱炎や尿路結石になりやすくなるため
- 遺伝、体質的に結石などができやすくモグニャンが体質的に合わない猫が食べた場合
▼対策
- ドライフードを与える際には水分不足にならないように注意する
- 飼い猫のアレルギーを把握し、体質的に合ったキャットフードをあたえる
▼血尿の主な原因2つ
- 膀胱炎
【原因】細菌感染、突発性膀胱炎(ストレス)
- 尿路結石
【原因】尿のph値がアルカリ性、酸性に傾くことで結石ができる
▼モグニャンで血便がでるといわれる理由
アレルギーのある猫が食べた場合にアレルギー症状として血便が出ることがある
▼血尿・血便予防に飼い主ができること
- おしっこの回数を増やす
- トイレをいつも清潔にしておく
- ストレスを与えないようにする
- 飼い猫の体質に合ったキャットフードをあたえる
▼血尿予防のキャットフードの選び方3つのポイント
- 適度な塩分の消化にいいもの
- カルシウムやマグネシウムが多く含まれていないもの
- 尿酸のph値を弱酸性に保ってくれる成分が入っているもの
▼モグニャンは血尿予防にぴったりなキャットフード
モグニャンの原材料にはクランベリーやオメガ3脂肪酸が含まれており、膀胱炎や尿路結石の予防に効果的なキャットフードです。
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もくじ
モグニャンを食べると血尿になる!?

モグニャンの購入者レビューや口コミなどを見ていると、『モグニャンを食べ始めて血尿になった』など好ましくないレビューがあり、大切な飼い猫にモグニャンを試してみても大丈夫なのか不安になりますよね。
ただ結論から言えば、モグニャンを食べたことによって血尿になる可能性は限りなく低いといえます。
なぜなら血尿になってしまう直接的な原因がモグニャンではないからです。
▼飼い猫がモグニャンを食べ始めて血尿が出た飼い主のツイート
今朝うちの子猫ちゃんが血尿出てて病院に連れて行ったら水分不足って言われちゃったんだけど…、最近あげてたモグニャンってご飯が合わないのかと思ってレビュー見てみたら同じように血尿出たって書き込みが多くて震えた…_:(´°ω°`」 ∠):_ pic.twitter.com/bnPLEkp9uF
— 愛🐾 (@Nyanko_Cawaiine) March 6, 2022
▼飼い猫が血尿の症状だが出た飼い主のツイート
のりおさん、血尿で尿路結石か膀胱炎の疑いです。おしっこの頻度が多く、最近はソファにしてしまうことも。
でも、特に痛がることなく元気はあるんだけどなぁ。
ストレスかなぁ。
モグニャンがやはり良くなかったか。または、ちょうど裏の川の護岸工事が始まったのも関係あるかなぁ。 pic.twitter.com/x6NlEJ81XT— ぱんことのりお (@panko_cat) April 28, 2018

元気だったのに突然血尿になったらすごく心配だよ…


モグニャンで血尿!?血尿の原因とは…

昨日まで元気だったのに突然血尿がでると心配でたまらなくなりますよね。では、なぜ血尿がでるのか原因について解説していきます。
まず血尿とは、尿管、膀胱、尿道のどこからか出血が起きることを言います。そして血尿の症状が出た際の多くの原因としてあげられるのが下部尿路疾患(FLUTD)※です。
代表的な下部尿路疾患(FLUTD)として2つがあげられます。
- 膀胱炎
- 尿路結石
そのうち、下部尿路疾患(FLUTD)の約6割を占めるのが膀胱炎です。
▼飼い猫が膀胱炎になった飼い主のツイート
膀胱炎、軽くてよかった。
ネコちゃんは膀胱炎多いですよね💦
お水たくさん飲んでバイ菌出しちゃおうね、ZUMAちゃん。
お大事にね!— なおちゃん (@naokosakaitoT) August 30, 2023



膀胱炎
膀胱炎とは膀胱の粘膜に炎症が起きることをいいます。そして、膀胱炎になる原因としてあげられるのは次の2つです。
- 細菌感染
- 突発性膀胱炎
分かりやすく表にまとめてました。
▼膀胱炎になる2つの原因
原因及び症状 | |
細菌感染 | ブドウ球菌や大腸菌などの感染により膀胱炎になる |
突発性膀胱炎 | 検査をしても上記に当てはまらない場合。ストレスが 原因と言われているが、今のところその原因は はっきりしておらず比較的若いネコによくあらわれる。 |



- 肥満
- 運動不足
- 水分不足
- ストレス
▼飼い猫が突発性膀胱炎になった飼い主のツイート
今日は少し肌寒いですね。
もうすぐ11歳♂の我が家の愛猫さん。突発性膀胱炎を患っております。通院してますが中々治らないです(T_T)ストレスも原因とか…。今日は静かにゆっくり撫でてあげるね。 pic.twitter.com/BxzsisEJJ6— いけなお (@iDuhjRPNnvMILD9) March 25, 2023


▼論文を引用し解説する獣医師のブログ
引用:関内どうぶつクリニック公式サイト
この論文では、キャットフードを以前と違うものに変更したことにより、飼い猫がストレスを受け、突発性膀胱炎を発症する確率が高いといわれています。

尿路結石とは
では次に尿路結石について解説します。
尿路結石には大きく2つの種類があります。
- ストルバイト結石
- シュウ酸カルシウム結石
表にまとめてみました。
▼主な2つの尿路結石
かかりやすい年齢 | 原因 | 治療方法 | |
ストルバイト結石 | 1歳~6歳の 成猫期によくみられる |
尿中のphがアルカリ性 に傾くことでできる。 |
主に食事療法 |
シュウ酸カルシウム結石 | 7歳以上の高齢期の 猫によくみられる |
尿中のphが酸性に 傾くことでできる。 |
食事療法で結石が 溶けないため外科的治療を行う |
▼ストルバイト結石

引用:KaO公式サイトより抜粋
▼シュウ酸カルシウム結石

引用:KaO公式サイトより抜粋
▼飼い猫が尿路結石になった飼い主のツイート
猫ちゃん尿路結石なる子多いよね💦
うちはウェットもおやつも殆どあげなかったけど、それでもいっちゃんは尿路結石なったもんな😱
お水あまり飲まなくて寝てばかりで運動しないのが原因だった。ういちゃんも同じかな?
必ずしも飼い主さんの管理不足だけが要因ではないからあまり自分を責めないでね😌— ❀suis❀ (@suis0310) July 7, 2022


尿路結石になる原因
尿路結石や膀胱炎を含む下部尿路疾患(FLUTD)になる原因として次のことがあげられています。
▼Atirattらの論文(2020)(3)を引用し説明する獣医師のブログ
引用:関内どうぶつクリニックサイトより抜粋
この獣医師の論文を引用した説明によると、特定のキャットフードを食べていたなどの事由ではなく、ねこちゃんの水分の摂取が足りない場合、尿石症など血尿などになるリスクが高くなることが分かったそうです。



特に猫は、もともと砂漠地帯の動物で体内にある水分をうまく利用し尿を濃縮して排出できるようになっているため、水分自体をあまりとりません。
それにより、水分不足になる確率が高く、膀胱炎や尿路結石などの下部尿路疾患(FLUTD)になりやすく、血尿の症状がでてしまうのです。


モグニャンで血便!?

Amazonなどのレビューを見ると血尿の他にも、血便や下痢になったというレビューもあり、心配になってしまうと思います。
ただ、結論からいえばモグニャンを食べたことによって血便や下痢などの症状が出る可能性は限りなく低いです。
▼Amazonサイトでのレビュー
引用:Amazonより抜粋
このレビューでもあるとおり、万が一モグニャンで血便や下痢症状が出る場合は何らかのアレルギー症状として出る可能性が高いと考えられます。
モグニャンはグレインフリーであるため小麦粉は使用していませんが、豆などほかの原材料も使用しています。
そのため、何らかのアレルギー反応が出ることも考え飼い猫のために注意する必要があります。

血尿・血便予防として飼い主ができること
では、血尿や血便を予防するため、飼い主のあなたにできることは何があるのか解説していきます。
血尿予防に飼い主ができることとして、次の4つがあげられます。
- おしっこの回数を増やす
- トイレをいつも清潔にしておく
- ストレスを与えないようにする
- 飼い猫の体質に合ったキャットフードをあたえる

①おしっこの回数を増やす
血尿の原因といわれる膀胱炎や尿路結石は水分が不足するとなりやすくなります。ねこちゃんにはたくさん水をのんでもらい、おしっこの回数を増やすことで膀胱炎、尿路結石の予防になります。


②トイレをいつも清潔にしておく
トイレが汚いと衛生的にも悪く、清潔好きなねこちゃんにとってはストレスになります。大切な飼い猫のためにもトイレは常に清潔にするようこころがけることが重要です。
▼トイレを清潔を保つよう注意喚起するペット看護士のツイート
猫のトイレ掃除した?汚れたトイレで用を足すのは猫だってイヤなんです。トイレが汚れたままになっている場合、お粗相の原因にもなります。なお悪いことに、一度用を足すと、今度またトイレが使えないと判断された場合、そこがトイレになる可能性大です……😱
だから何はともあれ、トイレは清潔に! pic.twitter.com/HaxToiJfTd
— ペット看護士まどか (@MadokaNecoomoi) September 2, 2023


③ストレスを与えないようにする
飼い猫の血尿を予防するうえで一番大切なことです。
これまでに解説してきたとおり、ねこちゃんは体の仕組みとして濃い尿を排泄するため、もともとが膀胱炎や尿路結石になりやすい体質といえます。
キャットフードを変更するときや飼い猫の周囲の環境などには注意深く観察し、飼い猫がストレスをためないようにします。

④飼い猫の体質に合ったキャットフードをあたえる
キャットフードはそれぞれのねこちゃんの体質に合う合わないがあります。値段や口コミで決めるのではなく、飼い猫に合ったものを与えることが大切です。
獣医師からのオススメで原材料にもこだわっていたとしても、ねこちゃんの体質に合わない場合はすぐに与えるのをやめることが大切です。



猫ちゃん向けのおすすめキャットフードはこちら。
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血尿予防のキャットフードの選び方

ではどんなキャットフードが血尿予防になるのか詳しく解説します。
血尿予防のキャットフードを選ぶうえで次の3つの点が重要になります。
- 適度な塩分の消化にいいもの
- カルシウムやマグネシウムが多く含まれていないもの
- 尿酸のph値を弱酸性に保ってくれる成分が入っているもの
詳しく解説します。
適度な塩分の消化にいいもの
血尿予防で大切なことはねこちゃんにおしっこをしてもらうことです。適度な塩分を含んだキャットフードはねこちゃんの水分量を増やしてくれ、おしっこの回数を増やすことができます。
おしっこの回数を増やすことでミネラル濃度が薄まるので、血尿予防になります。


カルシウム、マグネシウムが多く含まれていない
カルシウムやマグネシウムが多く含まれていると、ミネラルバランスが崩れ尿路結石になりやすくなります。


カルシウムで約2.0%、マグネシウムで約0.15%前後が目安になります。ただ、あくまで予防のためなので、栄養バランスの取れたキャットフードを与えることが大切です。
尿酸phを弱酸性に保ってくれるもの
尿がアルカリ性や酸性に傾くと尿路結石ができやすくなります。よって、尿酸ph値を弱酸性に保ってくれる成分が入っているキャットフードを選ぶこともポイントになります。
尿のph値を弱酸性に保ってくれる主な成分は次の3つです。
- クランベリー
- メチオニンDL
- オメガ3脂肪酸
▼結石予防の効果を伝えるツイート
クランベリーに含まれる「キナ酸」には、尿を酸性に傾ける効果があります。
尿がアルカリ性に傾くことで起こるストルバイト結石の予防に効果的ですよ!
最近では、サプリメントだけではなく、キャットフードに含まれているものも多く販売されています。#キャットフード #クランベリー #猫 #尿ケア— キャットフードのABC (@cat_abc_jp) March 30, 2020


モグニャンは血尿予防に効果的!

そして実は、モグニャンには血尿になる膀胱炎や尿路結石を予防するクランベリーやオメガ3脂肪酸が含まれており血尿予防にはぴったりのキャットフードです。
モグニャンの原材料には次のものが使用されています。
▼モグニャンに使用されている原材料

引用:モグニャン公式サイト
モグニャンは原材料に消化のいい高たんぱくな白身魚を使用しているため、尿意を促しおしっこの回数を増やすことができます。
またクランベリーやオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているサーモンオイルも原材料として使用されているので尿のph値を弱酸性に保つことができます。


▼モグニャンの成分表


獣医師の93%が推奨し、人気・注目度・愛猫に与えたいキャットフードの3冠に輝いたキャットフード・モグニャン。
モグニャンの原材料・栄養バランスも良く血尿予防にもぴったりです。
愛猫に合わなければいつでも簡単に解約できるネコちゃんと飼い主にも優しいキャットフードです。
モグニャンを与えることで、愛猫と一緒に健康で楽しく過ごすことができます。
まとめ
▼モグニャンで血尿になるのか!?
モグニャンを食べたことで血尿になる可能性は限りなく低い。
▼モグニャンを与えると血尿になると言われる理由
- ドライフードであるモグニャンを与える際に、飼い猫が水分不足になり血尿の原因である膀胱炎や尿路結石になりやすくなるため
- 遺伝、体質的に結石などができやすくモグニャンが体質的に合わない猫が食べた場合
▼対策
- ドライフードを与える際には水分不足にならないように注意する
- 飼い猫のアレルギーを把握し、体質的に合ったキャットフードをあたえる
▼血尿の主な原因2つ
- 膀胱炎
原因及び症状 | |
細菌感染 | ブドウ球菌や大腸菌などの感染により膀胱炎になる |
突発性膀胱炎 | 検査をしても上記に当てはまらない場合。ストレスが 原因と言われているが、今のところその原因は はっきりしておらず比較的若いネコによくあらわれる。 |
- 尿路結石
かかりやすい年齢 | 原因 | 治療方法 | |
ストルバイト 結石 |
1歳~6歳の 成猫期によくみられる |
尿中のphがアルカリ性 に傾くことでできる。 |
主に食事療法 |
シュウ酸 カルシウム 結石 |
7歳以上の高齢期の 猫によくみられる |
尿中のphが酸性に 傾くことでできる。 |
食事療法で結石が 溶けないため外科的治療を行う |
▼モグニャンで血便がでるといわれる理由
アレルギーのある猫が食べた場合にアレルギー症状として血便が出ることがある
▼血尿・血便予防に飼い主ができること
- おしっこの回数を増やす
- トイレをいつも清潔にしておく
- ストレスを与えないようにする
- 飼い猫の体質に合ったキャットフードをあたえる
▼血尿予防のキャットフードを選ぶ3つのポイント
- 適度な塩分の消化にいいもの
- カルシウムやマグネシウムが多く含まれていないもの
- 尿酸のph値を弱酸性に保ってくれる成分が入っているもの
▼モグニャンは血尿予防にぴったりなキャットフード
モグニャンの原材料にはクランベリーやオメガ3脂肪酸が含まれており、膀胱炎や尿路結石を予防に効果的なキャットフード。
この記事を読んで、モグニャンで血尿や血便になるのかという不安が払拭された思います。
モグニャンは、血尿予防に効果的な原材料を使用し、ミネラルバランスの良いキャットフードです。大切なあなたの飼い猫の健康維持のために、ぜひ一度モグニャンを試してみてください。